山形大学農学部

文字サイズ

本学大学院生が国際学会でポスター賞を受賞

 平成29年7月30日〜8月4日にチェコ共和国のプラハで開催された第9回国際菌根会議で大学院農学研究科修士課程2年の蜂矢志保実さん(植物機能開発学コース植物栄養学・土壌学分野俵谷研究室)がポスター賞を受賞しました。
 対象となった講演題目は「Low-phosphorus conditions increase release of acid phosphatase from extraradical hyphae of Rhizophagus clarus」で、稲村希(山形大学)、佐藤匠(山形大学)、江沢辰広(北海道大学)、程為国(山形大学)、及び俵谷圭太郎(山形大学)との連名です。本研究ではアーバスキュラー菌根菌Rhizophagus clarusの外生菌糸からの酸性ホスファターゼの分泌が低リン条件で促進されることを明らかにしました。
 参加者は540名で、307件のポスター発表に対して7件のポスター賞があり、蜂矢さんにはSpringer社のMycorrhizaポスター賞と副賞$250が送られました。
 本研究の一部は日本学術振興会科学研究費補助金「アーバスキュラー菌根菌による有機態リン酸の獲得機構の解明(15K07332)」により行われました。

 
▲大学院農学研究科修士課程2年 蜂矢志保実さん