卒業論文アーカイブ

フードデザートマップを用いた鶴岡市中心部DID地区の後期高齢者の買い物環境

  • 年度
  • 平成25年度
  • 氏名
  • 中村 みず季
  • 指導教員
  • 渡辺
  • キーワード
  • 食料品アクセス問題
  • 概要
  • アンケートで行ない、配布枚数は1日あたり55枚である。調査結果は、両調査地において庄内地方内で周遊旅行を行なっている例が多く、特に湯殿山神社、羽黒山、月山で周遊観光を行なっている観光客が多くみられた。しかしながら観光圏内の新潟県、秋田県において周遊している観光客は少なかった。観光客の宿泊日数を分析すると、平日の道の駅ふらっとおよび羽黒山では50%以上の観光客が2泊3日以上の滞在をしているが、休日の両調査地においてはそうした傾向は少ないことが判明した。調査結果により、観光客の周遊観光については庄内地方内では周遊しているが、県をまたいでの観光行動はあまりみられなかった。その理由としては、観光圏の知名度が低いことに加え、秋田・新潟と庄内を結ぶ高速道路など道路環境が十分に整備されていないことが背景としてあげられる。一方、観光客の宿泊日数については、宿泊日数が休日に比べ平日に多い理由としては、比較的時間に縛られにくい自営業や無職(定年退職含む)が平日に多いことが考えられる。今後の課題としては県域をまたぐ観光客が少なかったことから、異なる県域においての調査が必要である。

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